５月１４日は母の日。
母の日は、普段なかなか言えない母への想いや、感謝を伝える日です。
今回は少し早いですが、森泉さんから母・パメラさんへのプレゼントとしてHANAE MORIオリジナルのスカーフをセレクト。
泉さんに改めてパメラさんとの思い出や、想いをインタビューしました。

自分も母になって、ママの気持ちを理解できた

―現在、泉さんは４歳になる娘さんのママですが、母という立場になってからパメラさんに対する印象は変わりましたか？
「すごく変わりました。自分が子どものときに言われて嫌だなと思ったことを自分も同じことを娘に言っていたり、大人になって初めて理解できることってありますよね。すべては子どものためにしていたことなんだな、と思います。当時（自分が子どものときに）理解できなかったことを後悔するというよりは、今、そしてこれからママに対して、よりやさしく接していこうと思えています。母が喜びそうなものを見つけたら買って、ギフトもよくしています」

―仲いいですね！　連絡はよくとるほうですか？
「毎日とっています。むしろママからの電話がない日があると少し心配になるくらい（笑）。電話してくる理由は『なんでそんなことで連絡してきたの？』という内容ばかりなのですが、自分も娘が大きくなったら同じことするんだろうな、と思います」

―喧嘩をすることもありますか？

「喧嘩はしょっちゅうします！　特に自分が母親になる前はよくしていました。私は長女なので、母に対して言いたいことがあったとき、兄妹を代表して言う役目だと勝手ながら思っていたんです。兄は母に対してやさしいので、自分が一番ぶつかることは多かったんじゃないかな。でも他の兄妹がフォローしてくれるのもわかっているので、言いたいことが言えていたと思います。
今は娘がお世話になることも多いので、本当に感謝しています。これだけ気軽に頼み事ができる人はまわりにいないですし、とても助かっています。ありがたい存在です」

―パメラさんは泉さんの娘さんとも仲良しですか？
「ママは子どもと同じ目線で遊べる人なんです。４歳児相手に同じくらい全力で遊んで、全力で喧嘩もします（笑）。だから娘も一緒にいて面白いみたいで、とても仲がいいんです。先日も一緒にアンパンマンミュージアムに行ったんですが、ママがいるとすごく盛り上がるので、娘も喜んでいました」

―今回、そんなパメラさんに母の日にプレゼントを、ということでHANAE MORIのオリジナルのスカーフをセレクトしました。どんな印象ですか？
「ママは普段、シンプルなデザインの服を選ぶことが多いんです。だからこういった印象的な柄デザインの小物はアクセントになって、とても良さそう。黒と白、どちらも素敵ですがママなら黒を選びそう。だからこそ、あえて白をプレゼントしてもいいかもしれないですね。

また、このスカーフは藤の花があしらわれたHANAE MORIのオリジナルデザイン。見るたびにママ森（泉さんの祖母、森英恵さん）を思い出せて、私たちにとっても思い出深く、いい意味で身が引き締まるような貴重なデザインです」

―この機会にパメラさんに改めて、メッセージはありますか？
「う〜ん、いつも感謝の気持ちなどもすべて直接伝えているので、改めてということでもないのですが（笑）、国際結婚が当たり前ではない時代にイタリア系のアメリカ人として森家に入り、子どもを５人も育ててとても苦労もしたと思うし、子育て中は自由な時間もなかったと思うので、今は思う存分、好きに生きてほしいですね。
ママのいいところは本当にポジティブなところ。どんなに苦労をしていても、『辛かった』『苦しかった』というようなことを言っているところを聞いたことがない。私がちょっとした愚痴を言ったとしても、それをポジティブな考え方に切り替えてくれるんです。ママと話したあとは、『たいしたことじゃなかったな』といつも思える。そんなところをリスペクトしているし、たくさん娘と遊んでくれていることに感謝しています！」


HANAE MORI 藤の花スカーフ


モデル／森泉　                                                                        
撮影／前田晃（MAETTICO）　
ヘア＆メイク／林カツヨシ
スタイリング／三浦光博
取材・文／竹尾園美