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  1. 秋のブライダルブーケはリシアンサスで

特集

秋のブライダルブーケはリシアンサスで
花/彩りのおくりもの
秋のブライダルブーケはリシアンサスで
2018.10.19
最近、街のおしゃれなお花屋さんで見かける「リシアンサス」。
花びらが幾重にも広がりふわふわとしたエレガントな形が女性に人気です。







「リシアンサス」
なじみのない花だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「トルコギキョウ」というとおわかりいただけるのではないでしょうか。
和名の「トルコギキョウ」の属名が「ユーストマ」または「リシアンサス」と呼ばれます。

昭和の時代は白や紫の一重咲きの清楚な和名の「トルコギキョウ」が一般的に知られていました。
その後、色や花形が改良され、八重咲き、コサージュ系、ボヤージュ系などちょっと見るとバラなのか芍薬なのか、どの花かわからないほどたくさんの品種が登場しています。





コサージュ糸と呼ばれる八重のフリル咲き



そもそも「トルコギキョウ」の原産国はアメリカ。
19世紀にイギリスに持ち込まれ、日本へは1930年代に入ってきたとされています。
つけられた和名「トルコギキョウ」に反して原産国はトルコでもありませんし、また、キキョウの仲間でもありません。
由来は重咲きの花の形がキキョウに似ていることや、原種の青色の花びらがトルコ石を連想させることなど諸説があるようです。
 
今のふわふわの形状やカラーバリエーションから考えると「トルコギキョウ」というよりも、「リシアンサス」と呼んだほうがしっくり来るのかもしれません。





昔ながらのトルコギキョウ


「トルコギキョウを使ったワンランク上のアレンジ講座」
ちょうど「トルコギキョウ」の改良が目覚しく、次々と驚くような花が出てきた2011年。
幕張メッセで開催されたた国際花博(IFEX)でセミナー講師をさせていただいたことがありました。
プロが集まる展示会なので1,470社のブースが並び毎日ものすごい人出でした。

会場には「トルコギキョウ パビリオン」が設けられ、全国から届いたたくさんの新種が展示されました。
セミナー前日にはトルコギキョウ生産者交流会のパーティーにも参加させていただき、トルコギキョウについて勉強させていただきました。
※この時は看板も全て「トルコギキョウ」と書かれていたので今回のエッセイでは「トルコギキョウ」と書かせていただきました。

その頃、私が一番好きだったのがアンバー系といわれる茶系の「リシアンサス」です。









現在、華やかで甘いイメージに変わった「トルコギキョウ」は、 アーティフッシャル(造花)の世界でも幅広い人気を集めています。

ウエディングのブーケだけではなく髪飾りなどのファッションにも取り入れられるようになり、次第にビーチバッグにビーチサンダルに・・・etc
最近は浴衣の髪飾りをはじめ、若いお嬢様方のトレンドグッズにお供するようになりました。
そして「トルコギキョウ」と呼ばれていたのが、いつの間にか「リシアンサス」という名前で広がっていきました。
同じ花なのでどちらでもかまわないと思うのですが「トルコギキョウください」なんていうと「はい。リシアンサスですね?」
と言いかえるお花屋さんもあります。
 
切花として通年で手に入りやすく花が長持ちする性質から、花束やアレンジメント、ウエディングにもよく使われる人気の花にステップアップ。
花言葉も「すがすがしい美しさ」「希望」「良い語らい」など。
これもまた贈り物や人が集まる席にはぴったりですね。







淡い緑色の「リシアンサス」はまさに花言葉どおり清々しい美しさです。
多くの品種の「リシアンサス 」は、元来長持ちするお花ですが、花ハサミで切るより手で折った方がより長持ちするそうですよ。
ぜひ、お試しください。



鬼頭郁子

旬を取り入れた花とテーブルの教室は主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒が通う。
サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成にも力を入れる。
トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。
著書「上質な暮らしの提案-アールドヴィーヴルを楽しむ10のアプローチ」(講談社)他多数。
銀座にてリモージュ磁器「アビランド」日本公式販売店http://musee.co.jp/

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