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  1. ヨーロッパのクリスマス

特集

ヨーロッパのクリスマス
花/彩りのおくりもの
ヨーロッパのクリスマス
2018.11.22

この季節、毎年のようにヨーロッパに出掛けています。

イギリスは、クラシックとモダンが混ざったおしゃれなクリスマスデコレーションが目立ち、
パリは、その年の流行も取り入れたロマンティックなデコレーションが華やかに。
たくさんのクリスマスマーケットが街を彩るベルギーでは、本格的なガーデナーや
フローリストによるクリスマスデコレーションが圧巻。
私たちのようなお花関係の人たちも見学やクリスマスグッズの買い付けのために訪れます。
数年前にはベルギーからオランダまでの8都市をめぐり、冬の風物詩ともいえる
クリスマスマーケットを見学しながら旅をしたことがあります。

 

 

クリスマスマーケットには移動式の観覧車とスケートリンクがお約束。

 

ブリュッセルでは世界遺産のグランプラスに飾られたツリーが荘厳でした。
ブルージュの街角でクリスマスのチョコレートギフトボックスを買い、アントワープの聖母大聖堂ではルーベンスの傑作に感動し、静かに祈りました。
オランダ ゴーダの厳かなキャンドルナイトでは、市庁舎を取り囲んだ市民のクリスマスソングの大合唱に心を揺さぶられました。

毎日クリスマスに浸っていたその旅の中で、おとぎの国に来たのではないかと衝撃を受けたのはオランダ アーネムの豊かな森の中に佇む、代々受け継がれた貴族のお城とその庭園「ミダフテン城」でした。 

 

 

 

 

 

 

このお城では、毎年、地元のフローリストの華やかなクリスマスの花装飾とガーデングッズやお菓子、アンティックなどのクリスマスバザーが行われ、近郊だけでなく国外からの観光客も訪れ、にぎわいます。

 

 

 

 

貴族のお城らしく暖炉に赤々と火が燃える室内には、ラグジュアリーでハイセンスなアレンジメントに加え、受け継がれた高価なテーブルウェアや調度品により、見ごたえのあるテーブルデコレーションを拝見できました。

 

 

お城の各部屋に異なる装飾が施されています。

 

 

 

もっともクリスマスを象徴するキリスト降誕のクリブ(キリスト降誕の情景を再現する模型や人形)が飾られている大広間。

 

 

クリブの馬小屋の中にはイエス・キリスト、キリストの父ヨセフと母マリア、そしてキリストの誕生を祝うために東方からやってきた3人の賢者や羊飼い、羊、牛、らくだ などの動物が飾られています。
 
クリスマスの装飾が彩るお城の地下にはランチもいただけるカフェがあります。
お城とは思えないリーズナブルな値段。
温かなスープや素朴なお菓子とコーヒーなどを楽しむ人々が集まり、大混雑していました。 

 

 

 

 

聞けば、このお城を愛する地元の人が自主的に集まってきて、お城の維持費を捻出するために営業されているとか。

 

 

 

 

現在、お城を所有しているオルテンブルグ家の当主様にコーヒーをご馳走になりました。
とても優しい城主様。
 
マーケットもリーズナブルでいておしゃれなものが多くみられます。
お買い物ができるマーケットは、お城の地下と敷地内にある元は馬小屋の建物の中に並んでいます。
1日かけてのんびり出かけたい古城です。
今年は、どんなデコレーションになっているのか気になりますね。
 
クリスマスが近づくと思い出す。
また、ぜひ訪れたい場所です。
 
 
ミダフテン城 Kasteel Middachten
庭園の公開:5月中旬~9月中旬
庭園とお城内部の公開:8月の毎週日曜日及び9月のナショナル・モニュメントデイ
クリスマスの特別公開:12月中旬
住所:Landgoed Middachten 3, 6994 JC De Steeg
公式HP:https://www.middachten.nl/page/32/ 

 

 

鬼頭郁子

旬を取り入れた花とテーブルの教室は主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒が通う。
サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成にも力を入れる。
トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。
著書「上質な暮らしの提案-アールドヴィーヴルを楽しむ10のアプローチ」(講談社)他多数。
銀座にてリモージュ磁器「アビランド」日本公式販売店http://musee.co.jp/

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