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特集

冬こそ白を
家族/暮らしのおくりもの
冬こそ白を
2018.11.01

これも年齢的な変化の一つだろうか。最近はコーディネートのなかにどこか一か所でも白を入れないと落ち着かない。かつては全身ブラックやネイビーなどダークトーンでまとめるコーディネートをよくしていたし、それがシックだとすら思っていたのに、なぜか今はそれだとちょっと息苦しい。たとえ服の一枚一枚は気に入っていてもテンションが上がらなくて、でもそこに一点の白を投入するだけで、ふっと気持ちが軽くなる。この感覚はいったいなんだろう。街で若い娘さんが、全身黒の服にトレンドの赤いリップをしているおしゃれな姿には惚れ惚れするのに。

 

 

二十代のころから白いシャツが好きで今でも何枚も所有しているけれど、冬にシャツの出番は減り、代わりにニットがトップスの主役になる。シャツは白でもニットはなぜか黒やグレーを選びがちだから、どこか別の部分で白を補うしかない。というわけで近年は冬に白のボトムを履くことが多くなり、そうでなければバッグや靴を白にする。もちろんボトムもバッグも両方白、というのも好きだ。他のアイテムがダーク系の色味ならばその対比によってしゃきっとした印象が増し、外のひんやりとした空気とも相まって、夏に着る白よりも清々しさが際立つ。

 

 

また、冬の白のおしゃれでとくに好きなのが、あたたかみのあるグレーとの組み合わせだ。強い色との掛け合わせよりぐっとおだやかな印象になるし、自分もリラックスした気持ちでいられる。それでもグレーの曖昧なニュアンスにほどよいメリハリを与えてくれる、白という色の働きの大きさを実感できるコンビネーションだと思う。

 

 

少し前まで、バッグの定番カラーというと黒や茶系で、白いバッグを買うことはどちらかといえば「思いきった選択」だったかもしれない。でもその使いやすさと効果を知ったときから、白いバッグはきっと「ないと困る」ほどのものになる。キズや汚れが目立ちにくい素材感で、小ぶりなのに収納力があって使いやすい、そんなバッグがあれば、冬のおしゃれとおでかけはもっと楽しくなりそうだ。

 

 


掲載商品は下記リンクより詳細をご覧いただけます。

2ハンドルのトートバッグ
1ハンドルのショルダーバッグ


 

おがわ・なお/1972年生まれ。文筆家、編集者。
最新刊は『メルボルン案内 たとえば、こんな歩きかた』(パイ インターナショナル刊)。その他の著書に『心地よさのありか』(同社刊)、『家がおしえてくれること』(KADOKAWA)、『おしゃれと人生。』(筑摩書房)、『こころに残る家族の旅』(京阪神エルマガジン社)、また夫でイラストレーターの小池高弘との共作で自費出版した『skech 1』『sketch 2』『Table Talk』がある。ウェブサイト「Table Talk」で日々綴っているブログにも熱心なファンが多い。

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