コロナ禍で海外旅行へはなかなか行けない状況でしたが、水際対策緩和で、渡航できる国も多くなってきました。
まだまだ厳しい現状ですが、そろそろ「海外旅行へ行きたい！」と想いを馳せている人も多いのではないでしょうか。
今回は旅好きとして知られる森泉さんに、旅での必需品や旅への想いについてお話を伺ってきました。

――旅好きと知られている泉さんですが、海外に行く時の旅ファッションで気をつけていることはありますか？
「場所によってテイストは変えますが、洋服やコスメは現地調達派なので、あまり数多くは持っていかないほうです。なので、いつも行きはスーツケースに余裕があるのに帰りはパンパンになっています（笑）」

――わかります（笑）。必ず持っていく必需品はありますか？
「定番で持っていくのはキレイめのアウター。移動は楽ちんなスウェットがいいけど、機内はよくても現地に着いたあとがラフすぎる……ということってあるじゃないですか。キレイめアウターがあれば、さっと羽織れて空港からそのままお出かけもできちゃうし、移動中は防寒対策にも使えます。ブランケットでもいいんですが、荷物になってしまうのでアウターのほうが便利。海がある場所なら水着は数枚持っていきます。海外で自分に合った水着を見つけるのは難しいので。
洋服以外だと現地で渡す用のお土産。現地に住むお友達やそこで出会った人に配れるような日本のお菓子やコスメをいくつか持っていきます。和菓子だと羊羹がおすすめ！　意外と喜ばれます」



――なかなか気軽に海外へは行けないご時世ですが、今行きたい場所はどこですか？
「イタリアに行きたい！　イタリア人に会って、あの陽気でおおらかなパワーをもらいたい（笑）。Netflixのドラマ『エミリー、パリへ行く』も好きなので、パリにも行きたいな。ヨーロッパに久々行きたい気分です」

――コロナ禍の前になってしまうと思いますが、印象に残っている旅や場所はありますか？
「娘が生まれて初めて行った海外は印象に残っています。L.A.だったんですが、やっぱり一人の時に行くのといろんな意味で違って新鮮でした。あとは以前テレビ番組の企画でドバイに行った時。とにかくハードだったんです。車移動の時間は長いし、砂漠のど真ん中を何時間も歩かされたり（笑）。でもあんなに大変だったからこそ、印象にはすごく残っている。貴重な体験をさせていただきました」

――たしかに、楽しいだけじゃなくハプニングも含めて、日常とは異なる経験ができるのが旅の醍醐味ですよね。
「そうですね。旅って自分をよく知る機会にもなると思っているんです。旅の時のほうが、素の自分が出てくるじゃないですか。予期せぬことがあった時に自分のメンタル弱さを見せつけられることもあるし、逆に乗り越えられる強さを感じられる時もある。一緒に行く人のことも深く知ることができますね。そういった発見がとても楽しいです。
旅をすることで、『自分のおうちっていいな』ということも再認識もします。特に私はすぐにおうちで飼っている動物たちに会いたくなっちゃう。だからあまり長期間の旅はできないですね」


 

――早くいろんな場所へ行けるようになるといいですね！
「本当にそうですね。人間って移動しながら進化してきた生き物だから、旅に出たいという欲求はDNAに組み込まれているらしいんです。新しい刺激ももらえるし、国内旅行ももちろんですが、海外だと日本とは異なるファッションの楽しみ方もできますよね。気軽に行き来できる日が待ち遠しいです」


なかなか海外へ行く機会は減りましたが、旅の話をしているだけでも楽しくなるはず。
HANAE MORIのコレクションにも、旅スタイルにぴったりなアイテムがたくさんあるので、ぜひチェックを！

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PROFILE
森泉
Izumi Mori
19歳でモデルとして芸能活動をスタート。ファッション誌で活躍する他、その飾らない姿がテレビ番組でも支持されブレイク。大の動物好きで、21種類30匹のペットと暮らしている。

モデル／森泉
撮影／中田陽子（MAETTICO）　
ヘア＆メイク／林カツヨシ
スタイリング／三浦光博
取材・文／竹尾園美