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森パメラさん×『ミセス』落合編集長スペシャル対談「女性が輝き続ける秘訣とは?」
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森パメラさん×『ミセス』落合編集長スペシャル対談「女性が輝き続ける秘訣とは?」
2020.08.26

常にハッピーなエネルギーに満ちている森パメラさんが、幅広い年齢層に愛され続けているライフスタイル誌『ミセス』編集長・落合眞由美さんと対談。変わりゆく時代の中、素敵に生きる日々の暮らし方や考え方について、語っていただきました。パメラさんは雑誌の特集でもたびたび登場しているため、落合編集長とは長年のつきあいがある関係性。二人の息の合ったトークをお楽しみください。




いつの時代も、本質を求めて生きる女性が美しい

森パメラさん(以下パメラ):『ミセス』はとても大好きな雑誌のひとつ。ファッションだけでなく、料理などライフスタイルの企画や読み物あるし、いつも興味深い企画がたくさん!

 

落合眞由美編集長(以下落合):ありがとうございます! 『ミセス』は来年で創刊60周年なんです。パメラさんはかなり前からご出演いただいてますよね。もう20年以上になるかしら。

 

パメラ:わお! もうそんなにたつんですね。あっという間! でも、娘の泉や星も特集してもらったり、親子で一緒に出させていただいて。世代を越えていろんな人が出ているのも面白い。

 

落合:『ミセス』は本物をきちんと知ろうとしている大人の女性がターゲット。おしゃれも大好きですが、だからといって流行に左右されるわけではありません。
旬の気分を「自分のスタイル」にどう取り入れるかを大切にしている女性たちです。
年齢で判断するのではなく、テイストですね。ですから、「ミセス」の読者年齢の幅は広いです。パメラさんや泉さん、星さんが様々な企画に登場してくださっても違和感がないのです。読者イベントには、幅広い年代の方々が参加してくださいます。中には3世代で、なんてこともありましたよ。

 

パメラ:とても素晴らしい。次は孫モリ(娘さんのお子さんたち)の世代も一緒に(笑)。でも、昔のほうが年齢にとらわれていたかもしれないね。

 

落合:そうですね。今は50代、60代、70代でも若い感じがします。でもそれはただ若作りということではなくって、チャレンジ精神があったり、好奇心が旺盛だったり……。 内面的な部分が大きいのではないかしら。

 

パメラ:我々の年齢は、中身が顔に出ちゃうからね(笑)。深さがある魅力的な人は、それが外に滲みでてる。





落合:パメラさんはいつお会いしても素敵で、いきいきしてる!

 

パメラ:うれしい! もちろん波はあるけれど(笑)、子育ても落ち着いて、今ようやくファッションやライフスタイルを自分のために楽しんでるかもしれないね。昔より今のほうがチャレンジしてる。服も黒ばかり着ていたけれど、色や柄を着てみたり。Just fun! とにかくなんでも楽しまなきゃ!

 

落合:カラーやプリントなどを取り入れるだけで、気持ちもハッピーになりますよね。今は新型コロナウィルスによる自粛もあって、友達と会ったり、旅行するのも難しい。毎日の暮らしの中で、ささいなことでも幸せや楽しいことを見つけていくことが大切かもしれないですね。

 

パメラ:本当に! 前向きでいないと精神的にダウンしちゃう。『ミセス』は読んでいるだけでもハッピー。おうちの中でこんなことができるんだとか、暮らしのヒントや生き方も勉強になっています!

 

落合:うれしいです。取材をしていても素敵な方って、みなさん前向き。もちろん大変なこともあると思うのですが、特別なことをしなくても日常の中で工夫しながら楽しむ術を知っている気がしています。

 

パメラ:コロナの話が出ましたが、ファッション業界では何か変化を感じますか?

 

落合:コレクションや新作の展示会をデジタル配信で行うことも多くなりましたね。でも、洋服好きにとってはやはり生地に触りたい、袖を通したい、と思ってしまいます。完全に元に戻るのは難しいかなと思うのですが……。これからは益々「自分に似合ういいものを長く、大切に」というマインドが強くなっていくのではないでしょうか。

 

 

パメラ:「気に入った服があったら色違いを買った方がいい」と、泉にもよく言われますね。

 

落合:でも、ファッションって新鮮さが魅力のひとつ。このような状況下でも発信する側としては、「こんな色合わせ、こんな着こなし方があったんだ!」と読者にワクワクしてもらいたい。より丁寧にクオリティの高い誌面を作ることが紙媒体の使命だと思っています。

 

パメラ:あと、ファッションは新しいこともあるけど、繰り返すこともありますよね。昔自分が着ていたHANAE MORIの服も、星がこの前「可愛い〜!」といって全部持っていったの(笑)。背中が開いたジャカード素材のドレスとか、たしか1975年頃に着ていた服です。

 

落合:特にHANAE MORIさんは普遍的に素敵なものがたくさんありますよね。

 

パメラ:それに昔を知らない分、今の若い世代にとっては新鮮にうつるのかもしれないね。コロナで大変だけど、落ち着いたらまたファッションも変化して、新しい時代がやってくるかもしれない。

 

落合:そうですね。希望を持って未来を考えたいですね! 

 

 



日々の中で小さな喜びを見つけていくことがハッピーを導く

 

パメラ:落合さん自身は、自粛期間中はどうリフレッシュしていたの?

 

落合:まず帰ったら自分の部屋にとりあえず荷物を置いて、お風呂場に。40℃の湯舟に10分入るようにしています。汗がどっと出て、スッキリしますよ。外の悪いものをすべて洗い流した感じで。そして湯上りに冷たいビールを飲むと最高!帰宅したらすぐにお風呂に入る、これが新しい習慣になりました。

 

パメラ:それいいね! 真似してみます。

 

落合:あとはとにかく歩くようにしていました。一万歩目指して家のまわりを散歩するだけなんですけど、毎日通勤していた時は同じ道しか通っていなかったので、「こんな店があったんだ」とか小さな発見がたくさんあって、楽しかったですね。今では近所の地図を書けるくらい詳しくなっちゃいました(笑)。

 

パメラ:わぁ、えらい! 動くことって頭がリセットされて、クリアになるから大事。でもあまり運動は積極的にやれてないので、私も少しでもやらなきゃ! 落合さん、だからちゃんとスタイルキープできてるのね。

 

落合:でも、人と会う機会がすっかり減り、しかもマスクもしなければならない毎日で「ノーメークでもいいか」なんて一時思ってしまったことがあったんです。

洋服も機能性重視に選んでしまったり・・・。そんな時期が続くと「これではダメだ!」という気持ちになりました。それなりにきちんとしないとドンドン怠惰になってしまう。やはりメークをするとONモードになって、気持ちもシャキッとするし、おしゃれもしようと思う。オンオフの切り替えになりますね。

 

パメラ:それはあります。私の知り合いでも、ZOOMで話すだけなのに上半身ギンギンギラリンに着飾っている人もいましたよ(笑)。でも、自分のための小さな満足でもいいですよね

 

落合:「自分のための満足」っていいですね。最初の話にも繋がりますが、やっぱり自分がハッピーでいられる方法を知っていることって強い。

 

パメラ:あとは深く考えないこと! 誰でも完璧じゃないし、嫌なこと、落ち込むことってあると思うの。私も5人の子どもを育てている時はいろいろあって大変だったし毎日がサバイバルモード。でもだからこそ、辛いことがあっても考える余裕ってなかったの。今日を生きることに精一杯だったのね(笑)。だから今大変でも頑張っていれば、きっとそれはハッピーで戻ってくる。日本人は忍耐強いから大丈夫よ(笑)。日々の小さなことにも感謝の気持ちを忘れないことも、心がけています。あとは大好きなお酒を飲んでたくさん寝ればハッピー。

 


落合:やはりパメラさん、たくましいですね。

 

パメラ:あまり先のことを考えすぎるとキリがないし、その気持ちは子どもや身近な人にうつると思うんです。自分が前向きにしていればまわりもハッピー。まわりがハッピーならそのまわりもハッピーでしょう?

 

落合:本当にそうですね! 今日お話して改めて、パメラさんがハッピーオーラを放つ秘訣が、わかった気がします。素敵なお話をありがとうございました。

 

パメラ:私はとりあえず帰ったらさっそくお風呂入ります(笑)。また会いましょう!

 



(PROFILE)

 
●Pamela Mori

森パメラ
アメリカ・カリフォルニア州生まれ。1975年(17歳)のときにショーに出演するために来日。20歳で森顯(あきら)氏と結婚し、5人の母に。

 

●Mayumi Ochiai

落合眞由美
文化出版局入社後、30年余り「ミセス」の編集に携わる。2003年「ミセス」副編集長、2006年「ファッション&ビューティー」編集長を経て2013年より編集長に。

Photo:中田陽子〈MAETTICO〉  Text:Sonomi Takeo












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