特集 SALE

新規会員登録で割引クーポンプレゼント中会員登録はこちら ▶

0

  1. プロヴァンスの思い出とひまわり

特集

プロヴァンスの思い出とひまわり
花/彩りのおくりもの
プロヴァンスの思い出とひまわり
2018.07.06
夏の風物詩のひとつに、太陽に向かって咲く大きなひまわりの花を思い浮かべる方も多いでしょう。
私の夏休みの幸せな思い出は、娘と見た南仏プロヴァンスの広大なひまわり畑です。

手前にはひまわり畑、そしてそのむこうには山まで続くラベンダー畑。

真っ青な空に鮮やかな黄色と紫の大地の連なる景色は、今でも脳裏に焼きついています。

南仏プロヴァンス地方のリル・シュル・ラ・ソルグ(L’lsle-sur-la-Sorgu)は山間の小さな町。
その小さな町で開催される夏のアンティーク マーケットに出かけた時のことです。
交通の要所であり、中世の面影を色濃く残すアヴィニヨンからレンタカーを走らせていると、芳しい香りのラベンダー畑が広がりました。
1時間ほどのリル・シュル・ラ・ソルグまでの道中では、数件のお店でみつけたラベンダーを使ったアロマオイル、石鹸、ポプリなどのお土産を。

ふたたび車を走らせていると。
それまではうとうとしていた娘が、「ママー、見て見て!」と叫びました。
そこにはラベンダー畑の切れ間から見えるひまわり畑。
路肩に車を止めて降りると、それまで大人の買い物に付き合わされていた娘がキャッキャと飛び上がって、走り回っていました。









再び車でリル・シュル・ラ・ソルグへ。
お洒落なフレンチ雑貨やアンティークの数々に私のお買い物熱はヒートアップ。
娘の手を引き、次から次へと眺めていたら何やら水路に人だかりが・・・。

綺麗に澄きとおった水の上を、カルガモの親子が引越しをしていました。
親カルガモが滑り降りた段差に、子ガモは怖がってなのか降りようとしません。
一羽一羽、決意したかのようにゆっくりと時間をかけて降りて行きます。

結局、すべての子ガモが降りきるまでには1時間以上の時がかかりました。
その間、ちょっと眺めてはすぐに去っていく人たちの中で、娘はどうしても最後まで見届けたいのか「頑張って!」と子ガモに声をかけ動きません。
こうなったら仕方なし、カルガモ親子の引越しを見届けることになってしまいました。

その時の記念の写真には、カルガモの親子と大好きな黄色のワンピースを着た娘。
後ろには咲き広がるひまわりが写っていました。









そんな心に残る旅で購入したテーブルクロスです。
あの日、娘と過ごしたなんでもない時間。
それが今はとても幸せな思い出です。









毎年、夏になるとひまわりを使ったアレンジメントや、テーブルコーディネートを楽しみます。
テーブル花にはサンリッチレモンという比較的小さなサイズのひまわりを選びます。









最近は、ゴッホのひまわりの絵に出てくるような八重のひまわりが人気です。









子供たちは、明るい黄色のひまわりが大好き。
これから迎える夏、親戚やお子様とのカジュアルなパーティーなら、ぜひひまわりの花を飾ってください。
きっと、夏が来るたびによみがえる素敵な思い出になることでしょう。


鬼頭郁子

旬を取り入れた花とテーブルの教室は主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒が通う。
サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成にも力を入れる。
トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。
著書「上質な暮らしの提案-アールドヴィーヴルを楽しむ10のアプローチ」(講談社)他多数。
銀座にてリモージュ磁器「アビランド」日本公式販売店http:

カテゴリー